どんな基準で高次脳機能障害って診断されますか?

●高次脳機能障害の診断基準
T.主要症状等
1.脳の器質的病変の原因となる事故による受傷や疾病の発症の事実が確認されている。
2.現在、日常生活または社会生活に制約があり、その主たる原因が記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの認知障害である。
U.検査所見
  MRI、CT、脳波などにより認知障害の原因と考えられる脳の器質的病変の存在が確認されているか、あるいは診断書により脳の器質的病変が存在したと確認できる。
V.除外項目
1.脳の器質的病変に基づく認知障害のうち、身体障害として認定可能である症状を有するが上記主要症状(I-2)を欠く者は除外する。
2.診断にあたり、受傷または発症以前から有する症状と検査所見は除外する。
3.先天性疾患、周産期における脳損傷、発達障害、進行性疾患を原因とする者は除外する。
W.診断
1.T〜Vをすべて満たした場合に高次脳機能障害と診断する。
2.高次脳機能障害の診断は脳の器質的病変の原因となった外傷や疾病の急性期症状を脱した後において行う。
3.神経心理学的検査の所見を参考にすることができる。


交通事故の慰謝料請求・後遺症認定 あかつき総合法律事務所

大阪市北区梅田1丁目11-4 大阪駅前第4ビル10階1005号室

コンテンツメニュー

  • トップページ
  • プロフィール
  • 高次脳機能障害
  • 高次脳機能障害のQ&A
  • 高次脳機能障害の慰謝料の事例
  • 死亡事故
  • ご相談の流れ
  • お客様の声
  • 弁護士費用について
運営情報個人情報保護方針相互リンク集
Copyright (C) 2011 交通事故の慰謝料請求・後遺症認定 あかつき総合法律事務所. All Rights Reserved.